k31-7my014
松寿作
京七番 上金彩京刺繍 SJDD7022
青海波に宝尽くし文様
青海波は波文様の1つで、海面に見える波頭を幾何学的にとらえています。
舞楽「青海波」の装束に用いられたことからこの名がついたと言われています。
宝尽くし文は中国の宝モチーフに次第に日本独特のモチーフが加えられていき、
室町時代から、吉祥文として定着していきました。
打出の小槌は、大黒天などの持ち物で、打ち振ると財宝など望む物が出てくる小槌です。
分銅は天秤で重さを量る際に使用する錘です。
隠れ蓑は、被れば姿を消して身を守ることが出来ます。
丁子は希少価値の高い香料で薬にも用いられたスパイスのクロ―ブです。
巾着は、お金、お守り、香料を入れる袋です。
金彩と刺繍という加工技術を用いて、立体感のある華やかな衣装に仕上げています。