神事を日程に沿って (2)
祭礼当日(10月13日:宵宮、14日:昼宮)の様子をご紹介します。
             [ 10月13日 <宵宮> ]
 
清書元宅から頭人宅へ迎えに行く。
 
「出立ち」を行い、口取りの肩車にて宮入。
 
<神式>
頭人が揃うと拝殿において、盃を取り交わす「神式」が行われる。
座巡は下記のように決められている。(○内数字は盃順)
         
                  神 座
 
                  @神官
 
        東村一ツ物C        B本庄村(曽根町)一ツ物
       (総代が代行)
 
西村(阿弥陀町)一ツ物D        E伊村(伊保・高須)一ツ物
 
                  A行事
 
かつてはこの座に和供頭人も加わっていたようであるが、盃は注さなかった。
行事の膳と、和供の膳があるため、同じ動作を2度繰り返す。
この神式は、神人共食という、本来の直会(ナオライ)が象徴的に演じられる。
 
<仕舞・宮立>
神式が終わると、年齢の若い順から退席し、行事頭人は最後になる。
そのつど、仕舞が行われる。
退殿し帰る際には、大竹を地面に打ちつけ粉々に砕く。
 
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