にっしょのやっさ(西之町の屋台) 各部名称
<補修> もうちょっと詳しい説明
2時間め   やっさの組み立て方
5時間め  
6時間め  
1時間め   やっさの部分名のおべんきょう
梅鉢 umebachi
梵天 bonten
狭間 sama
提灯 tyouchin
高欄掛 kourankake
宮本の印として梅鉢の紋を頂いております。
四面とも反り上がった攻撃的な”鯱”を対で配置。
この”鯱”は九つにわかれており、もっとも神に近い形をあらわしている。
前:菅公ゆかりの御殿
後:楠公 桜井の決別
向って左(南):巴御前の奮戦
向って右(北):賤獄の合戦
井筒と棟をつなぐ桝組の間に取り付けた彫刻。
奥行きが有り
1つ1つが芸術品。
前方・後方それぞれ1対で
”阿形の龍”と”吽形の龍”が向かい合う。

生き生きとした龍の表情に加え
金糸銀糸の流が勢い躍動感を与えている。
前:義経の弓流
後:弁慶・牛若丸 五条大橋の出合
向って右(北):玉藻の前 九尾狐
向って左(南):羅生門 渡辺綱の鬼退治
弁慶は千本の太刀を集めようとして、あと1本に迫った時、京の五条大橋にて牛若丸と出合い、黄金の太刀を奪おうと襲いかかったが打ち負かされた。
これにより、牛若丸と弁慶が主従の契を結ぶ事となる。
<吽形の龍>
<阿形の龍>
楠木正成は、柔弱な長袖連中の為、足利尊氏を兵庫浜にて激撃するという不利な戦いに挑まなければならなくなった。
出陣にあたり正成は、桜井にて息子・正行に形見の短剣を手渡し今生の別れをした。
木曽義仲の妾・巴御前は、
勇心・強心、弓矢・太刀にも秀で乗馬の名人でもあった。
信濃・横田河原の戦で敵7騎を討ち取り高名を馳せた。
加藤清正、福島正則ら賤獄7本槍と呼ばれた武将らの活躍で柴田勝家を破り、羽柴秀吉は天下獲りへの道を固めた。
水切 mizukiri
繁垂木 shigedaruki
軒桁 nokigeta
桝組 masugumi
井筒 izutu
井筒端 izutubata
伊達綱 datezuna
幕 maku
男柱 otokobashira
カン kan
屋根の外側周囲
四隅が反り上がった独特の形
木組みに金具を付けた豪華な
枡組
本来の役割は衝撃の吸収です
四本柱の上にあり、狭間の下の梁
四本柱と枡組を固定し、屋根の重量を受ける
井筒の接合部より外へ突き出た部分
金具により装飾されている
四本柱 shihonnbashira
弦の綱 gennotuna
屋根を支える四本の柱
格好を良くする為、柱の間隔を狭く作ってある
その為、乗り子の方は大変だと思います
泥台と屋根をこの綱を締める事によって固定します
屋根は四本柱に乗せてあるだけなので、この綱をしっかり締めなかったら”やっさ”はグラグラです
天井 tenjyou
格子状になっています
竜虎の刺繍の豪華な幕
平成18年に新調
金綱を折り返す際に通す
幕の地の部分の外へ巻く金綱
前で交差させて反り上げる
高欄(欄干)の四隅の柱
屋根を支える部材のひとつ
屋根の勾配に沿って平行で
垂木の間隔が狭い様式
外周部に配される、
屋根を支える梁
本棒 honbou
中の2本の長い棒 前後それぞれ3本づつの閂(kannuki)でつながっている
脇棒 wakibou
外側の短い棒
脇棒受け wakibouuke
本体と脇棒をつなぐ
太鼓隠し taikokakushi
泥台に太鼓を隠す格子が取り付けられている
泥 台
3時間め   古典 (昔々の物語)を読んでみる
4時間め   歴史 (布団屋台の変遷)をひもとく